キングダム 第379話 『新たな要所』

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キングダム 第379話 『新たな要所』の感想

ファルファルと あらざる怪音 掻き鳴らし
敵が空飛ぶ 騰の攻撃


はい、今回から『キングダム』担当にもなりました。よろしく御願いします。

それで、出ました、騰将軍。彼の登場シーンにはいつも笑ならざる笑いが付きまといます。なぜなら、驚いたときも怒ったときも、喜んだときも悲しんだときも、全て同じ顔・・・金太郎飴みたいなキャラクターですね。無表情でいて、どこかコミカルで、そして物語では最重要のキーパーソンとなっている。憎めないし、嘲ることも、侮ることもできませんね。また、彼の攻撃は、未だにどんなものだか想像できません。矛でも戈でも槍でもない剣で、無限∞の軌道を描きながら、文字通り敵を薙ぎ払います。やられたほうはたまったものではありませんが、どうやっているのか不思議な攻撃ですね。この辺りが<歴史ファンタジー>たる由縁なのでしょうか。

さて、一方主人公の信は3000の兵を率いて、騰将軍の下に駆けつけます。そこでライバルの王賁と対峙します。同じ軍に所属しているんだから、もっと仲良くすればいいのに・・・と思いがちですが、実際にはそうでもありません。

少年の成長にとって、良き師匠良き友良き競争相手は全て欠かせない存在です。その少年が立派になるためには、そして常に刺激を受ける相手として、必要です。師匠である(ヒョウ)公将軍、友である政、蒙恬、そして競争相手である王賁、主人公である信には全てそろっています。成長しないわけがない。多少危険な乳繰り合い方(ガチバトルとも言う)をしても、自分達の成長の糧になるなら、どんどんやってほしいですね。今後どんな活躍をするのか楽しみです。尚、会社員としては良い上司が必要ですが、政がいるからいいか(今のところ)。嫁候補も隣に二人いますしね。

一人の天才は万の凡才に劣るなんていうことも聞きます。秦の強さは、こういった時代を担う若手の成長を妨げるものが少ないと言うこともあるのでしょう。強いていうなら一番の障害は呂不韋ですが、彼はあと一年で退場するらしいので。