四月は君の嘘 『第32話』

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四月は君の嘘 『第32話』の感想

うおおおおおおおおおぉぉぉ!
ここで『いちご同盟』かよーーー!泣

もしかしたら、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので少しだけ今回のストーリーを補足させて下さい。


三田誠広の小説『いちご同盟』。今回のラストで、かをりが公生に向けて発した言葉(""で囲んでいるところ)ですが、これらはすべて、この『いちご同盟』の中で作中のヒロインが発したセリフです。
かをりは、小説の中の一文を暗唱してみせているのです。いや、いいんです、暗唱すること自体は大した問題ではないんです。
問題なのは、かをりが暗唱したのが、他でもない『いちご同盟』だったということ。

『いちご同盟』の"いちご"とは、15(いちご)、つまり15歳を比喩したもの。この小説に登場する三人の主人公たちの年齢です。またこの年齢は、彼ら、つまり、かをりや公生の年齢でもあります。
小説には、二人の少年と一人の少女が登場します。
一人は名門高校から声が掛かるほどの野球少年。一人はピアノを愛する少年。そして、助かる見込みのない、不治の病におかされた少女。
渡と、公生と、かをり。嫌でも重なります。

「"あたしと心中しない?"」
この言葉は、病に伏した少女から、ピアノ少年へと投げかけられた言葉です。

恐らく公生はこのセリフが、車椅子に置かれた小説の中のセリフであるということ、そして、そのセリフを口にした少女は、未来を閉ざされ、ついには亡くなってしまうということを知っているのでしょう。
公生の(嘘だ──)という思いは、今にも崩れ去ろうとしています。


あああもう、毎回毎回、これでもかってくらいフラグ立ちまくる四月は君の嘘。できることなら、かをりちゃんの病こそ嘘であってくれー!


無理、ですか。そうですか。


あ、そういえば凪ちゃん、相座武士の妹でしたねー。(軽