キングダム 第400話 『陥落と退避』

キングダム 第400話 『陥落と退避』の感想

「ヒン」(羌カイが呉鳳明?を切断した音)

金属が勢い立てて何かを切断する音……確かに「ヒン」だ。

その前の羌カイが雑魚を撫で切った音も「ザ ヒ」ですね…。

勢いが増している「ヒュン」という音と、金属がぶつかる「キン」の音の中間の音で「ヒン」…

思ったより細かいんですね、この漫画。


ああ、羌カイが呉鳳明の本陣に単騎突撃、春秋戦国無双をしています。

尤も、首の吹っ飛び方が物理学を超越していますが。


本陣から飛び出た、敵味方入り乱れる本陣前に転がる呉鳳明の首。その首の主が魏軍の総大将とわかると、秦軍はその勝利に沸き、魏軍は悲しみの声を上げた。


「偽物か」羌カイ

明らかにモブ顔ですからね。


即座に狼煙を上げ、本陣陥落の報を戦場全域に知らしめる。この煙は数刻を待たず、各戦場で劣勢に立たされていた秦軍全体にもたらされる。その場に崩れ落ちる魏軍の兵士。

その報は玉鳳隊にも、その傍らにいる関常隊にも、録鳴未隊にも飛信隊本体にももたらされた。

最も損害の少ない録鳴未隊は、その飛信隊の活躍に悪態をつきながらも即座に掃討戦の命を出す。

最も損害の激しい玉鳳隊、王賁は呆然と自らの策が成るのを聞くのみであった。


ボンボンは致命傷に近い傷を負ってますから仕方ないですね。


呉鳳明本陣へ向かう信はその途上で狼煙を見る。

その報に安堵するのも束の間、前方に砂煙と騎馬隊が移動するのを見かける。不審に思う信は、その隊の追跡に入る。


活躍する武将はこういう運を確実に持っていますね。


兜を脱ぎ、先陣を急ぐ呉鳳明は自らの敗北を悟り、軍全体の立て直しも難しいと考え、起死回生の策に出る。

そこに味方の騎馬隊、霊凰隊と合流。これからの策を練る。

紫伯、凱孟の敗戦、中でも紫伯の敗死に驚きを隠せない両者。しかし、策はある。

霊凰の策も呉鳳明の策と同じく、大将の騰の首をとることである。


鳳明、それは軍の作戦やない。テロの作戦や。


著雍の戦いをまだ終わらせることのできない二人が、その策に移行しようとした瞬間

大きな大きな矛が振り上げられる光を見た。

信である。

信はそのかの一隊を見逃さず、呉鳳明その人だと悟ると迷うことなくその集団の、大将と思しき者たちに襲い掛かる。

しかし、信は李牧の顔は知るが、呉鳳明の顔は知らない。

その信の迷いを見抜いたのか、呉鳳明は師である霊凰を鳳明と呼ぶ。

行き先の決まった信の矛は、その刃を霊凰の体を切り裂くのであった。


呉鳳明、迷いがないですね。これが30年間のブランクでしょうか。それとも霊凰の年が若く見えたのがたたったのでしょうか。とにかく、呉鳳明はまだまだ秦軍に立ちはだかりそうですね。


それでは、また。