キングダム 第456話 『副長の責任』

キングダム 第456話 『副長の責任』のネタバレ

二日目の黒羊。絶望の渡河作戦を強いられる飛信隊。河了貂が、師昌平君も投げ出す守りを固められた渡河作戦を攻略する糸口を見つける。それは飛信隊流の橋をつくること。鍵は古参の渕さんが握っているとのことだった。

河了貂が思いついた策とは、渕さんたちが激流を渡りその足で凹地の右端を背後から急襲。そこから信の本隊が右岸に上陸。さらに後続の上陸を助け後続を確保するというものだった。

我呂はその作戦を聞くや、人選に口を挟む。渕副長で大丈夫なのか…と。

激流の先頭を進む渕さんは、その身を激流に晒しながら、必死に渡ろうと試みる。捕まっているのがやっとと自分でもわかっている。そんな中、幕舎の中での我呂の言葉が突き刺さる。自分には荷が重い。それどころか5000人規模に成長した飛信隊の副長を自分が未だ務めていることが問題であるとさえ考えてしまう。
そもそも武人でない自分は信の修行に付き合い、いつの間にか結成当初からの飛信隊の副長になっていた。隊が大きくなるにつれて生粋の武人楚水、軍師河了貂、将軍すら狙える能力の羌カイが参入。そんな中、自分の役割は小さくなり…自分でも能力に釣り合っていないと考える。

飛信隊はさらに高みに昇る。自分は身をわきまえるべきなのだと考えていた矢先の、この作戦である。
我呂の疑問を自分でも尤もだと考えていたとき、それなのに、信と河了貂は自分しかいないと言ってくれた。

この作戦に必要なのは、武力でも知略でもない。必要なものは「責任感」である。
信と河了貂は我呂の疑問を退け、満面の笑みで渕にその役割を頼むのであった。
>ソルジャーがブロッケンJrに任せたようなものですね。

河がますます赤く染まる。激流はますます激しさを増す。それでも渕は自分を信じてくれた二人に応えるために死力を尽くす渕さんだった。そして、対岸の岐鮑は、最初は我呂同様の疑問を持っていた。しかし、怪物ではない渕副長だからこそ見せれる背中もあると、奇跡を確信し始めていた。

凹地の渡河中、盾を両手に先頭で耐える信。周りの仲間は一人、また一人倒れていく。そろそろ限界が近づいていく。
我呂は撤退を進言。しかし信は敵の目を引く役目として、頑として譲らない。

その時奇跡が起こる。対岸の右岸で大きな音がした。渕の部隊が渡河を成し遂げ、ずぶ濡れの身体で、右岸の攻撃を開始したのだった。

>渡河したあと、普通に動けるのがすごいですね。

それでは、また。