はじめの一歩 Round 1146 『新型の産声』

はじめの一歩 Round 1146 『新型の産声』のネタバレ

松浦とのスパーリングを終えた一歩。新型のデンプシーロールの原型の手ごたえをつかみ、一人打ち震える。
青木、木村の問いに素直に答えた一歩に、板垣も交えた三人はその頷いた一歩に目を見開いた。
一歩を呼ぶ鴨川会長。その会長が珍しく褒める姿を期待する三人。ここまでたどり着いた一歩は流石としか言えないのだ。

しかし、会長の反応は強烈なゲンコツであり、いつもの説教であった。
この反応に八木を含めた四人は文字通りずっこけた。

八木はその師弟関係を見ながらも一歩の中に確実に芽吹く種に、期待を大きくする。
その前では鴨川会長の怒声を伴う指導と、それに不器用に応じる一歩の姿。
もういいと背を向ける会長に、一歩は寂しそうに笑った。
一歩はその会長の対応に、道は果てしなく遠いと感じるばかりであった。
そしてしばらくまたメニューを続けると決心するのであった。

会長室で頭を抱える会長に、八木は少し厳しすぎたと諭す。
無言で俯く会長に言葉を紡ぐ八木だったが、会長の秦の表情に気付き、会長室を後にする。
誰もいなくなった会長室、会長はほくそ笑んでいたのである。
喜んでいたのである。一歩の成長に。そして道が拓けるその日が近いことに歓喜していたのである。

屋上で喜びのシャドーを行う八木。その八木に声をかける鷹村。
八木の喜びに反して、鷹村は心底興味を失っていた。
曰く、どうでもいい、と。
それよりも自分の試合のセッティングを急かすのであった。
このジムには自分がいる。一歩ではまたがっかりさせるのを繰り返すだけだ。
おそらくはもう手遅れで、一歩に期待するのはやめておけ、と言うのであった。

>これ、人の皮をかぶったまま高みを目指す一歩が気に入らないんでしょうね。
 スポーツ選手と怪物の違いみたいな話ですが、鷹村は引退してフランス外人部隊にでも行けばいいんじゃないんですかね。

明朝、いつものメニューを繰り返す一歩。
そこに会長が待っていた。会長は、一度軽く一歩を褒める。
そこで会長は新型デンプシーロールの全貌を明かそうとするのであった。

それではまた。